今季ここまでコンディション不良などの影響もあり、本来のパフォーマンスを発揮しきれずにいたFW重松健太郎だったが、そんな苦しい日々も終息を迎えようとしている。
前節の福岡戦で後半から途中出場を果たし、チーム最多のシュート5本を放って自らゴールを狙う強い姿勢を見せただけでなく、絶妙なスルーパスで決定機も演出した。そのパフォーマンスは本来の重松“らしさ”にあふれていたというほかないが、これは試合でたまたま出たものではない。
ここしばらくは練習でも好調さをアピールしており、この日の練習でも前線で起点になり、シュートにラストパスに圧巻の存在感を見せていた。このパフォーマンスにはチーム関係者も「やっぱり(重松)ケンタロウはやるな」と顔をほころばせていた。
当の本人は「早くゴールが欲しい。一つ取れば上がってくるし、自信にもなる」と、自身に必要なのはゴールのみであるということを強調。もちろんその準備はできている。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/06/25 17:17