「福岡戦は一番気合いが入る試合」。
そう話すのは昨季まで福岡で過ごした高橋泰。「今年もJリーグでサッカーができると決まった段階で古巣と対戦できるチャンスを楽しみにしていた」と言葉を弾ませた。
昨季オフに戦力外を言い渡されたチームとはいえ、「サッカー選手なんて契約社会で生きている人間だし、1年1年が勝負。クビを切られたからって『ふざけんなよ』という感じにはならない。僕は僕なりに、チームはチームなりにいろんなことがあった4年間。ただ1年1年を過ごしていたわけではなく、とても内容の濃い4年間だった」と、いまでも福岡に感謝の気持ちを抱く。
ただ、レベスタでのサポーターの反応は気になるようで、「福岡に移籍1年目の熊本ではブーイングはもうヤバかった(笑)。でも(ブーイングでも)無視されるよりはいい(笑)」とおどけた。
多くの福岡サポーターに愛された選手ゆえ、それは愛に満ちたリアクションになるに違いない。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/06/19 18:45