夏を感じさせる陽気の9日とはうって変わって、今日・10日はあいにく雨天の肌寒い中での練習に。そんな中でも、今節の横浜FC戦に向けて実戦形式の練習を中心のメニューをいつもどおり淡々とこなした。
ただ、今日の練習場は雨をしのぐ場所がないために、全体練習が終わると選手たちは一斉に帰って行った。…ある選手を除いては。
激しく雨が降りしきる中、ずぶ濡れになりながら居残ってシュート練習をしていたのはMF加藤大。加藤の居残りシュート練習は決して珍しいことではないが、この雨の中であってもそのスタイルは相変わらず。自らのタイミングを確かめるように黙々とボールを蹴り続けていた。
程なくして練習場を閉めるためにゴールマウスが片付けられたが、その後も壁に向かって蹴るなど、そのどん欲さは収まる様子はなかった。というより、その姿は純粋な“サッカー小僧”のようで何だか表情もちょっと楽しそうだった。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/05/10 20:42