中断期間にベトナム遠征、宮崎キャンプを行った鹿島は、ナビスコカップ準々決勝・横浜FM戦へ向けて準備を再開した。そしてこの間に、若手選手はそれぞれに収穫を得たようだ。
「これまで高校年代のサッカーしか知らなかった自分の中で、意識が変わってきている」と話したのは右SB伊東幸敏。ベトナム遠征でプロ初の90分出場を果たすと、憧れとする内田篤人がコンフェデ杯を戦う姿からプレーを勉強するなど、充実した日々を過ごしている。
また、負傷の影響から合流が遅れていた中川義貴も全体練習に合流している。
「今の序列はすごく低い」と後から追走するかたちになったが、「これからの自分次第。腐ることなくやっていく」と熱がこもっていた。そしてこちらもコンフェデ杯はチェックしており、バロテッリなどの名前を挙げながら「やっぱ俺、悪(ワル)系FWが好きっすね」と締めくくりに一言。独自の観戦視点でプレーイメージを高めていた。
鹿島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/06/19 19:53