10日から堺でキャンプ中の仙台は、13日に大阪産業大との練習試合を実施した。前日の12日にも阪南大との練習試合(35分×4本、6-1で勝利)を行っていたこともあり、ハードな日程でキャンプは進められている。
阪南大戦を終えた時点で、手倉森誠監督は「トレーニングとしては良かったが、動きは60~70%のできだった」と評価。「個の打開力を見せた一方で、ボール保持者、パスの受け手、そして“三人目の動き”をもっと発揮しなければ、引いた相手は崩せない。ボールを持つだけでなく、持って相手を動かすプレーに高めないと」と、次戦に向けたテーマを設定した。
それを受けた大阪産業大戦は、やはり35分×4本という厳しい条件下だったが、4本トータルで9-0で勝利。6人以上が絡んだゴールも生まれ、収穫の多い試合となった。なお、上本大海も終盤に約10分プレーしている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/06/14 08:10