磐田は9日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で練習を行い、3日から行っていた和歌山キャンプを打ち上げた。
関塚隆新監督は「大きなけが人もなく、予定どおりメニューを消化できた」とキャンプを総括。戦術的な部分では「まだまだ精度を上げていかなければいけないが、意識づけの部分で攻守のポイントを押さえることができた」と手応えを語った。
そして、「よく声が出ているし、いい意味でリラックスして練習できている」と語るのは川口能活。監督交代によってキャンプでは新たなポジション争いが繰り広げられたが、前向きな声も多く、メリハリのついたムードで練習が進んでいる。
15日にアウェイで大宮との練習試合が予定されており、新体制として初の対外試合となる。和歌山キャンプの成果をどこまで発揮できるか、注目したい。
(磐田担当 南間健治)
2013/06/10 18:33