伊藤優汰の“愛媛デビュー”の準備が整いつつある。今季、京都から期限付き移籍で加入した伊藤はけがの影響もあって、これまで満足のいく練習ができなかったが、5月下旬に全体練習に加わると徐々にコンディションも上昇してきた。
実戦形式の練習では先週に引き続き、今週でも途中から先発組に加わるほどに回復。愛媛ではまだベールを脱いでいないそのプレーにはサポーターも強い関心と期待を寄せているが、それは石丸清隆監督も同じのようだ。
「まだベストではないし、自分の形でフィニッシュにもっていける場面は少ないが、ミスを恐れないでやる選手なので。(起用のカードとしては)面白いと思う。自分も実際にゲームでのプレーを早く見てみたい」と期待を寄せる。
気になる体力面を本人は「自分はもともと90分走れる選手ではないので(笑)」とおどけながらも、「ボールを持ったら仕掛けることしか考えていない」と連敗中のチームの起爆剤になるべく活躍に自信をみせた。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/06/06 15:42