4試合を終え、1勝2分け1敗。特にこの3試合は勝ちがない。この状況を山口素弘監督はどう捉えているのか。
「なかなか勝ちきれないチームは、他を見ても多い。ウチは、一定のレベルにはきているし、もうひと“声”」。
大切なのは「試合ごとに成長していくこと」であり、結果とともにその面も求めていくという展望を語ってくれた。
前節の群馬戦は、チャンスはあったが決めきれず、また「試合の入り方もいままでで一番良くなかった」(寺田紳一)。G大阪戦に続き、「相手がシステムや選手の配置を変えてきた」(山口監督)ことも影響したのだろう。「今年は挑んでくるチームも多くなる」(同監督)だけに、これを乗り越えられるかがポイントだ。
「今日なんかも、点を取りたいと持っている選手はいっぱいいた」(山口監督)。
黒津勝、小野瀬廣介、カイオ、カズ(三浦知良)といった選手もアピール中。前線のレギュラー争いは変わらず激しい。24日の岡山戦では、ここ2試合無得点の攻撃陣の奮起にも期待したい。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/03/22 15:38