
「バテバテだったね(笑)。ただ、そのあたりが上がればオプションももっと増えてくる」。2日、阪南大との練習試合を終えた安達亮監督は、この試合で実戦復帰を果たした森岡亮太について話した。離脱から復帰したものの、同じ足の別の箇所を痛めて再離脱していた神戸の背番号「10」が、ようやくピッチに舞い戻った。
後半から出場した森岡は「体をリラックスさせて、メニューを減らしてきた。疲れましたけど、思ったより運動機能は動きましたね」と安堵のコメント。プレーはまだまだと話す一方で、「一誠さん(高柳)が相手のボランチの裏で受けるシーンが多かった。僕が出し手になってたのは惜しいところですけど(苦笑)、今のチームに少ないところだと思うので、その形を作っていけたら」と良いイメージも体感した。
第17節を終え、持ち味を「まだサテライトでしか見せられていない」と苦笑い。観衆を湧かすその日へ向けて、森岡は一歩ずつ進んでいく。
(神戸担当 小野慶太)
2013/06/02 21:16