25日の第13節・湘南戦。
石原直樹にとって、プロのキャリアをスタートさせた古巣との対戦は特別な一試合になりそうだ。
高崎経済大学附属高卒業後の03年から08年まで過ごした湘南での日々を、「何もわからない中で、いろいろ大変だった」と振り返る石原。
「サポーターは温かくて、ピッチはすごく手入れされていた」平塚競技場(現・Shonan BMWスタジアム平塚)に足を踏み入れれば、、石原の胸には様々な想いが去来することだろう。
09年に大宮へ移籍した後、1度だけ平塚へ向かったが、その時はベンチから試合を見守ることとなって「悔しい想いをしたことを覚えている」。だからこそ今節へ懸ける想いは強く、「自分の存在を示すためにも、ゴールという結果を残したい」と、意気込みを語った。
ここ4試合ゴールから遠ざかっている石原だが、「自分の特徴は出せている」と前向き、「コンディションを整えたい」と準備に集中している。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/05/22 19:41