「ダニエル選手がボランチに入りましたが、いかがですか?」
そう言って牟田雄祐が田口泰士に“記者スタイル”で質問したとおり、ナビスコカップ第7節・新潟戦はダニエルのボランチ起用が濃厚だ。19日の練習試合に続き、21日の紅白戦でもボランチに入った。
そのため質問を受けた田口はサブ組に回ることになるが、「当然。自分でも納得できるようなプレーができていないから」と心境を吐露。責任と悔しさを抱きつつ、喉から手が出るほど欲しいチームの勝利を背番号22に託した。公式戦7試合勝ちなしで4連敗中の名古屋。予選リーグの敗退こそ決まっているが、守備の強化を図り、チーム一丸で“勝利という自信”を奪いにいく。
ちなみに“牟田記者”は「となると(控えにCBがいなくなるため)3番の選手がメンバーに入ると思われましたが、違いました」と自虐的なオチを付けている。
(名古屋担当 村本裕太)
2013/05/21 18:11