22日にナビスコカップ第7節・甲府戦に臨む磐田は21日、試合会場となるヤマハスタジアムにて完全非公開練習で最終調整を行った。
予選リーグ突破を懸けた一戦を前に、人一倍気合をみなぎらせているのが先発濃厚のGK八田直樹。今季公式戦の出場はナビスコカップの4試合のみと限られたものになっているが、そのぶんこのカップ戦に懸ける思いは強い。
自身が先発した15日のナビスコカップ第6節・横浜FM戦(アウェイ)では0-3と完敗。GKとして屈辱的なスコアに唇をかみ締めるとともに、磐田の攻撃を完封した横浜FMのGK榎本哲也のプレーが強く印象に残った。「先に決定機を作ったのは自分たち。でも、榎本選手のセーブに防がれ、結果的に完封で負けている。自分も苦しいときにチームを支えられるGKにならないと」。
磐田は5月の公式戦でいまだ未勝利。低迷するチームを好守で支え、浮上のキッカケを作ることができるか。
(磐田担当 南間健治)
2013/05/21 17:54