13日の練習試合・S.C.相模原戦で相手FWと接触し、鼻骨を骨折した森下俊。「コンディションが上がっていた」という、負傷明け初めての実戦で起きた災難だった。ただ、17日には黒いフェイスガードを装着した姿で練習に合流し、元気にフルメニューをこなした。骨折前と変わらぬ、アグレッシブな姿勢でチームの雰囲気を引き締めている。
佐藤謙介も「“バットマン森下”がいるだけで雰囲気が変わります。一つひとつのかけ声が良いんですよね」と絶賛。「練習の雰囲気が良かった。勝っているときの感じがあった」とも話している。チームを率いる山口素弘監督も「まあ、アイツは高い声だしね」と独特の言い回しで評価した。「あれ(フェイスガード)を着ければできると聞いている」と明かし、起用の可能性を微妙に示唆している。
森下自身、磐田在籍時代に一度、鼻骨骨折の経験があるという。フェイスガードを着けてのプレー経験があることで「まあ、大丈夫じゃないかという感じ」と話している。“金髪バットマン・森下”の出場はあるか。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/05/17 18:37