ここまでチームトップの3得点を挙げているのが、開幕からスタメン出場を続け、プロ3年目でFWの軸となった齊藤和樹だ。ゴール前につめて1得点を決めた徳島戦では、その直後にPKを獲得。「何も考えずに蹴りましたけど、後から思えば、ちょっと力が入りすぎた」とのことでポスト左に外してしまったが、試合を経るごとに決定的な場面に絡む回数は増えている。
「PKのことは、試合が終わってすぐに切り替えました。最近は減っていたので、岐阜戦では積極的に打つことを意識しました。ペナルティエリア内でしかければPKにつながったりするし、ああいうプレーを増やせると、相手にとって怖い状況を作れると思う。クロスへの入り方や相手の駆け引きは良くなってきた。チャンスは毎試合必ずあると思うので、しっかり決めたい」
リーグ戦はまだ全行程の1/3を終えたばかり。昨季の得点数(30試合出場、4得点)はもうすぐにクリアできそうだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2013/05/17 17:22