昨年7月29日の第26節・千葉戦に0-1の敗北を喫して以来、ホームで14試合無敗を続けている岡山。今季は7試合を戦って3勝4分だが、終盤の粘り強さは特筆だ。直近の第13節・山形戦も87分の田所諒の得点で激しい打ち合いを制し、「カンスタの雰囲気が選手たちを奮い立たせてくれた。これがなければわれわれが突き放せることはなかった」と、影山雅永監督は“カンスタ”を勝因に挙げた。
もっとも、選手たちはホームでの無敗に過剰な意識はないようだ。後藤圭太は「スカパーを見ていたときに言っていてビックリしました」と言い、中林洋次は「メディアのみなさんがそういうことを言い出すと結果が出なくなるんですよ」と取材陣の笑いを誘った。
19日に徳島をカンスタに迎える岡山はホーム無敗を15試合に伸ばせるか。後藤は「どんな結果になったとしても、いいサッカー、戦うサッカーは見せたい」と話し、中林は「いいモノはしっかりと続けていきたい」と話した。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/05/17 17:25