Jリーグが20周年を迎えた5月15日。Jリーグの誕生を小学6年で迎えた佐藤寿人は、当時をこう振り返る。「ヴェルディ対マリノス戦はもちろんテレビで見ていました。こないだ取材を受けたときに、家に文集があったんで見返してみたんですけど、書いてましたね。『ジェフでプロになって、年俸10億円でプレーする』って。あのころは夢があったと思うし、僕たちが頑張って、未来のJリーガーが持つ夢を大きくしてあげられたらなと思います」。
そして、Jリーグの創設やここまでに携わった関係者への感謝を語った。「今があるのも、Jリーグの誕生に向けて(動いてくれた方)やブームが去った後も頑張って日本にサッカー文化を根ざしていくために尽力してくれた方々のおかげ。僕らは幸せな世代だなと思うし、さらにJリーグがいいモノになっていけるように、いろんな人たちに夢や感動を与えていけるようにやっていきたい」。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/05/15 18:09