
Jリーグ誕生が誕生して20年。プロ14年目を迎える佐藤寿人はリーグを代表するストライカーとなって173得点(J1・123点/J2・50点)を奪ってきた。「そう考えると感慨深いものがありますね」と佐藤は振り返りながら、今後の目標を語った。「ここまで取れるとは思わなかった。積み上げてきたゴールはそれぞれに意味のあるモノだけど、やっと去年、結果を出せただけでもある。また去年のような喜びを味わいたい」。
佐藤はチームタイトルに強い意欲を見せるが、個人記録にも世間の注目は集まる。「J1通算であと1点挙げればウェズレイに並び、ジュニーニョのJ1・J2通算(178点)にもあと少しで並ぶ。まずはそこを目指していきたい。その記録を外国人選手が持っているよりも、Jリーグ世代って言ってもいい僕ら日本人選手が持っていた方がいいと思いますしね。その後には、カズさんとゴンさん。偉大な二人の背中に近付いていきたい」
(広島担当 寺田弘幸)
2013/05/15 18:07