前節はホームで熊本に完敗(0●3)を喫した徳島。続けてホームで戦う今節は、同じ内容の試合を繰り返してはならない。
10日の練習では新たな試みもなされていたが、戦術面に加えてメンタル面も重要になる。千代反田充は、「一生懸命やるだけ。球際で戦って、誰かが抜かれても誰かがカバーして、チーム全体で補いながら戦いたい」と話す。
また、ここ2試合先発から外れていた高崎寛之にとって今節・水戸戦は古巣戦にもなるが、「どこが相手でも自分のやることは変わらない。そこまで意識はしない。前節・熊本戦で自分たちが完敗しているだけに、なおさら」と自身の状況は意に介さない。「相手どうこうより、自分たちがしっかりやるだけ。自分もチームもピッチでしっかり表現したい」と決意を込める。
「チーム全体が冷めた感じにならないよう、常に修正しながら前を向いて進んでいきたい」とは小林伸二監督。ファイティングポーズをしっかり取り、徳島は熊本戦の敗北を払しょくしたい。
(徳島担当 小田尚史)
2013/05/10 20:20