29日に行われた第35節・鳥取戦。徳島は鳥取の徹底した堅守速攻に苦しめられたが、後半に底力を見せて逆転勝ちを収めた。翌30日は、神戸の練習場である『いぶきの森球技場』で、神戸との練習試合が行われた。
結果は0-0となったが、前半に高崎寛之がバー直撃のシュートを放ち、後半にも那須川将大が蹴ったCKに合わせた千代反田充のヘディングシュートがポストに当たるなど、長島裕明ヘッドコーチが「勝てたね」と話す内容の試合を演じた。ディフェンスラインでは三木隆司や大久保裕樹が激しいコーチングで引き締めるなど、選手一人ひとりのモチベーションの高さも感じられた。
「昇格するためには、先発11人だけじゃなく、全選手がいい準備をして、やるべきことを全うしなければいけない。昨日の試合にしても、途中出場のナス(那須川)とドグ(ドウグラス)が流れを変えて、難しい試合をひっくり返した。残り7試合もチーム一丸で戦って、昇格をつかみ取りたい」とキャプテンの斉藤大介は話した。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/09/30 19:03