前節のG大阪戦でおよそ70mの超ロングシュート放った岩波拓也。惜しくもゴール右に外れたものの、その衝撃にスタジアムは揺れた。「ユース時代には得点ランキングをチェックしていた」というほど、得点に対する意気込みは強く、「自分のゴールで勝てればいいな」と、CBらしからぬ野心を口にした。
今節対戦する東京Vには、中島翔哉、杉本竜士、南秀仁ら「仲の良い選手が多い」とのことで、「出場して欲しいですね」と対戦を熱望。その一方で、「僕が1年で(小川)慶治朗君が3年のときに対戦して負けた。ユース年代では(東京Vユースは)敵がいなくて、小林祐希選手(現磐田)を誰も止められなかった」と、苦い記憶も脳裏に焼き付いている。
G大阪戦の勝利を無駄にしたくないと話す岩波。東京Vとのマッチアップに「負けたくない」と闘志を燃やした。
(神戸担当 小野慶太)
2013/05/09 20:41