前々節の磐田戦では高卒ルーキーの2人、河野諒祐と中川寛斗の2人がそろってJリーグの舞台にデビューした。これに刺激を受けているのがFW田村翔太だ。
「焦りも悔しさもある」と本人は言うが、徐々に良い感触をつかんできており、「サイドだと守備が大変だけど、徐々に慣れてきた」。ウイングバックとシャドーの2つのポジションについては「両方ともできる」と曺貴裁監督。「最初はプロと高校のスピードの差に戸惑っていたけど、判断力も徐々に良くなってきたので、早くメンバーに入れたいと思う」と続けた。
「ウイングバックでもシャドーでも、自分の持ち味である縦への突破とかゴール前の強さを出したい」。同世代の2人に先を越されたこともあり、田村はJデビューに飢えている。
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/05/05 18:38