
右サイドハーフ、ボランチ、そしてFW。どのポジションでも安定したプレーができる成岡翔に「何も言わなくてもやるべきことは分かる」と柳下正明監督も絶大な信頼を置いている。FW陣に故障者が相次ぐ中、4月30日から川又堅碁と2トップに入る場面も。チャンスと見れば飛び込んでいく川又と、ボールを落ち着かせ冷静に相手の嫌がるプレーを選ぶ成岡。当然、成岡が川又をコントロールするような関係に。
相手によってパスの質を変えるなど「気遣いが大事」という成岡だが、予測できない川又の動きには思わず苦笑い。まずはお互いの動きを意識することを「常に言うようにします」とのこと。長いシーズン、どんな組み合わせでも戦えるようになる準備は必要だ。
前節では、今季2得点目をマークした成岡。連続得点について聞かれると「堅碁がつぶれて、おいしいところを持っていければ(笑)」。
どんなコンビネーションが見られるか、楽しみだ。
(新潟担当 野本桂子)
2013/05/01 19:51