23日は高地系治(33歳)の、22日は小野瀬康介(20歳)の誕生日だった。オフ明けの24日、練習後には彼らが全員の前でスピーチした。
まずは高地。なかなか結果が出ない現状(2勝3分け5敗で18位)を顧みながら、「いま、この状況を変えられるのは自分たちしかいない。みんなでやっていこう」と発言。古参の選手による重い言葉に、全員が決意を改めた。
次の番は、若手の小野瀬。弟キャラとして先輩に可愛がられている男の20歳の抱負は……、「ようやく、これでボクも大人になりました! 頑張ります」というもの。
自慢のチャラさを露呈する結果となり、「系治さんの言葉が台無し」と小野瀬が一斉に責められることになった……。まさに、緊張と緩和だ。
ただ、2人が根底で願うものは同じ。
思いを1つに現状打破を——。週末・水戸戦に向けた横浜FCの準備は続く。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/04/24 19:57