
17日、新たに筑波大・赤崎秀平が特別指定選手として承認されたが、入団内定の決め手にもなった「距離感」(赤崎)を、チーム内で一番重要視しているのが岩政大樹だ。
17日午後4時、鹿島はすでに来季からの入団が決まっている筑波大・赤崎秀平の特別指定選手申請が承認されたことを発表した。これにより、赤崎はクラブ初の特別指定選手として天皇杯をのぞく公式戦へ…続きをみる
6日、筑波大から昨季の関東大学1部リーグで得点王に輝いたFW赤崎秀平が練習に参加した。4年連続で全日本大学選抜に選出された実績を持つ、“大学ナンバーワン”の呼び声高いFWは、早い時間で練…続きをみる「どの選手に対しても思ったことは言う。プロの世界は競争だが、ベテランと若手が同じスタートラインに立っているとは思わない。若手には自分の世界が待っているだろうし、その役に立てれば」と岩政は語る。「自分が話をすることで若手が萎縮しないように、普段から近い距離を保つようにしている」。チームの競争原理や雰囲気作り、そしてチームメートやクラブの未来まで考えて岩政は距離感を大事にしている。
「ピッチではなんでも言い合える関係でいたい」。成長を目指す選手がこのクラブに魅力を見いだす理由として、この男の存在は大きい。
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/04/17 17:19