17日午後4時、鹿島はすでに来季からの入団が決まっている筑波大・赤崎秀平の特別指定選手申請が承認されたことを発表した。これにより、赤崎はクラブ初の特別指定選手として天皇杯をのぞく公式戦への出場が可能となった。
この日の2部練習に参加した赤崎は、認可について午前練習終了時点では「知らなかった」そうだが、「いろいろな方のサポートがあってこそ」と感謝を口にした。複数クラブからオファーを受けていたが、3月に鹿島の練習に参加し加入を決意。「参加前から自分なりの判断基準を持って臨み、鹿島はクラブと選手の距離も近く、選手からも受け入れてもらえた感じがあった」ことが加入の決め手となった。
「自分はFWなので、ゴールでしか納得してもらえない部分もあると思う」と語った赤崎。「点を取ることが恩返しになるし、自分の可能性を広げることにもつながる」。その視線はすでにJでの得点に向けられている。
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/04/17 17:06