13日に対戦する名古屋は長身選手がそろっている。今季、セットプレーでの失点が多い新潟にとって、いつも以上に集中して臨まなければいけない相手となる。
持ち味のドリブルやスペースを突く動きで、相手の長身DFを翻ろうするプレーが期待されるのは田中達也。「いい位置でボールを受けて、攻撃の起点になれれば。FWなのでチャンスがあればゴールを目指しますが、個人のプレーよりもチームの勝ちを意識しています」と、チームへの献身を誓う。
2トップを組むブルーノ・ロペスとは、お互いの強みを出せるような動きを意識してプレー。スペースで受ける達也と、裏へ抜けるロペス。2人のコンビネーションは試合を追うごとに向上している。
今週、新潟市では桜の開花宣言が発表された。主力2トップのストライカーとしての開花も待ち遠しい。
(新潟担当 野本桂子)
2013/04/12 20:00