09年にC大阪へ加入後、9年間にわたって桜の守護神としてゴールを守り続けてきたキム・ジンヒョンが、9月18日に一般女性と結婚。入籍したことを、クラブを通じて発表した。「30歳になり家庭を持つことになりました。これからは家庭を守り、ゴールマウスもしっかり守っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します」という粋なコメントを残したキム・ジンヒョン選手。翌19日、練習を終えた本人を直撃した。
─ご結婚、おめでとうございます。
「ありがとうございます(笑)」
─お付き合いを始めたきっかけは?
「知り合いの紹介で知り合いました。(付き合い始めてから)1年半くらいです。(付き合っている間は、自分が韓国に)行ったり、(相手が日本に)来たり、という感じでした」
─奥様は、韓国の方ですか?
「はい」
─結婚を機に、日本に呼び寄せる?
「そうですね。向こう(韓国)で仕事もしていたし、やりたいこともあったと思いますが、僕のために辞めて、(日本に)来てくれる決断をしてくれました。感謝しています」
─どういうところに一番、魅力を感じましたか?
「魅力ですか?(照笑)優しい人ですし、自分に合わせて何でもやってくれます。一番大事なことは、サッカー選手としての自分をサポートしてくれること。自分が大事にしていることを、相手も大事にしてくれているので、それが一番の(結婚の)決め手でした」
─リリースのコメントでは「30歳」という自身の年齢にも言及されていましたが?
「そうですね。結婚も考える歳になってきて、特別、30歳を意識したことはなかったけど、良いタイミングで、結婚を考えられる、いい人を見つけることができました。自分の気持ちもそうだし、落ち着いたことで、これからもしっかりと選手としてプレーしていきたいと思います」
プロポーズの言葉については「恥ずかしいです(笑)」と明かしてくれなかったが、満面の笑みで結婚を報告してくれたキム・ジンヒョン選手。生涯の伴侶を得た守護神のさらなる活躍に期待したい。
写真:小田尚史
(C大阪担当 小田尚史)
2017/09/19 17:44