今節、清水は鳥栖と対戦する。相手のエースは、豊田陽平。小林伸二監督が率いていた08年の山形で、豊田は現在清水に属する長谷川悠と2トップを組んでいた。
当時のことを指揮官は「トヨ(豊田)は生かされるほうで、悠は繊細なプレーをして周りを生かすFWだった」と振り返る。その年、長谷川が13得点、豊田が11得点と2人で26得点を挙げて、クラブ初のJ1昇格に貢献した。
ちなみに、その年限りで豊田は京都に移籍をしてしまったが、翌年長谷川は山形に残り、J1で10得点を挙げて2年連続のチーム内得点王となっている。
その2人のFW対決に注目が集まるが、長谷川は現在公式戦2試合連続ゴール中と調子を上げている。09年の山形時代に記録した自己最多の3戦連続ゴールまであと1点。「流れの中であまりシュートを打てていないので、シュートを打てるところに入っていきたい」とゴールへの意欲を見せた。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2017/08/04 22:47