次節、ホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で行われるJ2第26節・大分戦を、DFカルフィン・ヨン・ア・ピンが出場停止の状況で迎える横浜FC。今季加入したヨン・ア・ピンはここまで全試合フル出場し、対人の強さとカバーリング能力でチームの堅守を支えてきた。前線のイバとともに“代えのきかない選手”の一人であることは間違いなく、チームがその穴をいかにして埋めるかが注目される。
2日の練習ではハーフコートで11対11のゲーム形式を2本行ったが、主力組vsサブ組のチーム分けではなく、先発予想はつきづらい。控えのCBは渡邉将基、楠元秀真、さらには右SBにコンバートされているが本職はCBの藤井悠太がいる。対人に強いつぶし屋の渡邉、高さとスピードのある楠元、身体能力が高くカバーリングが売りの藤井と、持ち味は好対照だ。その長所を引き出しながらバランスを取ることが求められる西河翔吾は、「問題ない」と力強く断言する。「お互いがよく声を出し合って、距離感良くやれれば。キャラ(ヨン・ア・ピン)より細かくコミュニケーションが取れるのは間違いないので、言語的な意味で(笑)」と、日本人CBコンビで大分を封じるつもりだ。
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/08/02 20:11