横浜FCは28日、川崎Fの練習場にて川崎Fと35分ハーフの練習試合を行った。
川崎FはMF家長昭博やMF田坂祐介、MF狩野健太ら豪華メンバーが出場し、横浜FCは4月のけがから全体練習には復帰しているカズは出場せず、若手を中心に、ユースと練習生で補う構成となった。
試合は序盤、横浜FCが勢いよく川崎Fの最終ラインを脅かし、MF増山朝陽のドリブル突破から得たCKを練習生が足で合わせて先制。その後もFW中山雄希がGKと1対1になる場面を作ったが、時間とともに力の差が表れ、川崎Fがボールを握って押し込んでいく。20分には家長のクロスからFW知念慶がゴール前フリーでヘディングシュート。これは枠を外れたが、29分にペナルティーエリア手前の直接FKを狩野が豪快に決めて同点に追いつく。
後半も川崎Fのペースは変わらず、43分に右サイドからFWハイネルのクロスをFW森本貴幸が押し込んで逆転。しかし川崎Fもメンバーが代わったこともあり、チグハグな場面が出てくると、66分に横浜FCのMF石井圭太がクロスのはね返りからミドルシュートを決めて同点に追いつく。
川崎Fも68分、ペナルティーエリア内で森本の仕掛けからFW大塚翔平がゴールを奪って再び突き放すが、試合終了直前の横浜FCの攻撃でMF山本凌太郎がゴールを挙げてタイムアップとなった。
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/06/28 18:30