
伊藤彰監督就任後、チームは公式戦5試合で4勝1分、リーグ戦では2勝1分で降格圏から脱出した。その中で江坂任は、リーグ戦3試合4得点と絶好調。「いまは全員が連動しながら、ボールを持っている選手と持っていない選手が動きを合わせられる。そこが一番良いところかなと思います」とチームの好調を分析し、今節・横浜FM戦に向けても「みんなで崩すという部分に関してはできると思う」と自信を見せている。
現在はキャプテンマークを巻いて出場としている江坂。「重みはすごく感じます」としながらも、責任感のある立場については「そっちのほうが合っているかもしれないですね」と前向きに役割を果たしている。「人前で話すのとかはあまり得意じゃない」と話すが、ゲームキャプテンであれば話は別だ。いま彼がピッチ上で示しているように、プレーと結果で示す役割は適任と言えるだろう。
チームは残留圏に浮上したとはいえ、まだまだ予断を許さない状況であり、さらに上を目指すべき時期でもある。江坂はその牽引車となる覚悟も持ち、今後の継続を誓う。
「いまは本当に(伊藤)彰さんのサッカーをやろうとしているし、(前節・広島戦のように)彰さんのフォーメーションチェンジにもみんな良く対応している。そういう信頼ができて、良いサッカーになっているのかなというのがある。継続しないといけないと思う」
頼もしさが増す背番号7から、目が離せない。
(大宮担当 片村光博)
2017/06/28 18:53