横浜FMのDF中澤佑二が27日の清水戦のピッチに立つと、フィールドプレーヤーとしては前人未到のJ1通算550試合出場となる。
3年連続でフルタイム出場を続けている“鉄人”は今季もここまで全12試合にフル出場し、チームの守備を支えている。試合前日は横浜市内でフォーメーションやセットプレーの確認などを行い、普段通り数字や記録については一切語らなかった。
両ひざや内転筋痛を悩まされ、両足には痛々しいほどのテーピングが巻かれている。それでも「試合に出続けることがモチベーション」と話し、どんなときでも練習から100%を出す。「優勝争いのプレッシャーの中で試合に出たい」と野望を語る39歳の歩みは、これからも続いていく。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2017/05/26 16:58