U-19日本代表の内山篤監督と西野朗技術委員長が、17年度の日本代表各カテゴリーのスケジュール発表の場で久保健英(FC東京U-18)の起用法について言及した。
今月行われたアルゼンチン遠征でU-19日本代表に初招集され、4歳上の代表に飛び級で参加した久保。その意図に関して西野技術委員長は「非常にレベルの高いパフォーマンスを今年のAFC・U-16選手権で彼は披露した。それによってU-19日本代表でもトライさせて、通用するかというところを今回の南米遠征で見た」と説明した。プレー内容について実際に現地で指揮を執った内山監督は一定の評価を付与。「良さを出してあげたいということで、遠征では後半の途中から使った。攻撃のアイディアを発揮できる状況で使ってあげたいなと。アルゼンチンの強いアタックの中でもやれていた」と話し、また、周りの選手たちも彼に対してリスペクトをしていたことを明かした。
ただ、指揮官は起用法を慎重に見極める必要があるとも話す。「彼に関しては慎重に飛び級をさせていかないといけない。彼への負担を考慮しないといけない」と内山監督。今後はコンディションの部分と天秤に掛けながら判断をしていくことになりそうだ。
文:松尾祐希(エルゴラッソ日本代表担当)
(BLOGOLA編集部)
2016/12/22 18:32