天皇杯で右肩を痛めて別メニューでの調整が続いていた鹿島の鈴木優磨が全体練習に合流した。
12日の天皇杯4回戦・神戸戦でDFと接触。16分で交代を余儀なくされ、全治3~4週間と見られたが、驚異的な早さでチームに戻ってきた。20日の練習の途中からは主力組の右MFに入ってプレーした鈴木。MFだけでなく本職のFWとして、途中出場で流れを変えられる選手なだけに、23日のチャンピオンシップ準決勝・川崎F戦に向け貴重な攻撃のオプションとなりそうだ。
クラブハウス練習場には“SPIRIT OF ZICO”の弾幕が掲げられ、数々のフラッグが振られた。サポーターが作る雰囲気に背中を押された選手たちは、研ぎ澄まされた集中力を発揮して練習を行った。
(鹿島担当 田中滋)
2016/11/20 18:24