17日に行われたJ2第3節・岡山戦で右SBとして先発フル出場を果たした関光博。
三十路のSBは、三浦泰年監督が現役時代のころにも実際にスタジアムで東京Vの試合を観戦するほど、ずっと憧れていた緑のユニフォームを身にまとい、味スタのピッチを駆け抜けた。
“東京Vデビュー”の心境を問われた本人は、「すごくうれしい。でもヴェルディに入っただけで満足するわけではない」と、憧れのクラブでの試合出場はあくまでも通過点であることを強調している。
中2日で迎える敵地での北九州戦は、昨季まで在籍したチームとの“古巣戦”。岡山戦の後には北九州在籍時代に仲が良かった冨士祐樹から『次はよろしく!』というメールでの連絡があったようだが、まだ返信はしていないとのこと。「敵でもあるし、向こう(北九州)で会ってからでいいかな(苦笑)」と本人。フェイス・トゥ・フェイスを重んじる性格は、彼の律儀なキャラクターを物語っている。
(東京V担当 郡司聡)
2013/03/19 01:15