仙台は19日、宮城県石巻市で“2016復興支援in石巻”を開催。その中で行われた甲府との“復興支援マッチ”には1-2で敗れた。
“2016復興支援in石巻”は、東日本大震災の被災地への復興支援活動の一つ。復興支援連携協定を結ぶ石巻市で、今季は6回にわたりイベントを開催する。19日の活動はその第2弾にあたる。この日は震災での被害が大きかった石巻市総合運動公園で選手のトークショーやサイン会、物産の屋台、チアリーダー教室など、さまざまなイベントが行われ、同公園のフットボール場では“復興支援マッチ”が開催された。
“復興支援マッチ”では、甲府との45分×2本の練習試合が行われた。仙台は前日の明治安田J1・1st第16節(2○1)に先発出場しなかったメンバーで、前日と同じ相手である甲府と対戦。しかし結果はその再現とはならず、1-2で敗戦した。フル出場したMF佐々木匠が「昨日の試合のような、自分たちのサッカーができなかった」と反省すれば、指揮を執った福永泰ヘッドコーチも「残念。ベガルタ仙台というクラブの選手として、復興の一つの力になるんだと、ゲームで表現しなければ」と厳しい表情だった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/06/19 19:20