サテライトリーグの神戸vs名古屋がいぶきの森球技場で開催された。
15時からの試合には多くのギャラリーが詰めかけ、神戸は松村亮、石津大介、増山朝陽のゴールで一時は3-1と優勢に立ったが、後半途中からペースを握られ4-3と逆転負けを喫した。
この試合でキャプテンマークを巻いたボランチの三原雅俊は、「負けたので後味は悪い」と悔しげに語る。「3-1になって良い試合をしていたのに逆転された。ボールを回して、裏を取って、しっかりフィニッシュで終わらないといけない」と厳しく振り返った。それでも、川又堅碁や小川佳純ら錚々たる顔ぶれが並んだ名古屋と対戦したことはポジティブな経験と受け止めている。
随所に見せ場もあった。石津と松村は、13日に実施した神戸U-18との練習試合に続き息の合ったプレーを披露し、それぞれ好調をアピール。本来は攻撃的ポジションの選手だが右SBで出場した増山は、47分に右サイドの高い位置でボールを受けると、二人をかわして“ニア上”に突き刺す豪快なゴールを決めた。増山は「自分の持ち味のスピード、推進力は出せた。選手なので試合に出ることを意識したい」と語った。
1stステージも残すところ最終節・浦和戦を残すのみ。神戸は20日のオフを挟み、21日から必勝を期したトレーニングをスタートさせる。
(神戸担当 小野慶太)
2016/06/19 22:53