トゥーロン国際大会に参加していたU-23日本代表のFW富樫敬真が所属クラブのトレーニングに合流した。富樫は全4試合に出場し、第3戦のギニア戦では先制ゴールとなる得点も決めた。大会全体を振り返り「欧州やアフリカの国と対戦するのは初めての経験だったけど、スピードやフィジカルで勝てないという感覚はあまりなかった」と手ごたえを口にした。一方で「日本がボールを保持する展開でも、相手には一つか二つのチャンスを決める力があった。自分たちは仕留め切れなかった」と課題も挙げた。“ゴール”という目に見える結果を期待されるポジションだけに、4試合1得点という結果では満足できない様子だった。ひとまず横浜FMに戻り、リーグ戦やナビスコカップで結果を残すことでリオ五輪のメンバー入りを狙う構えだ。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2016/06/01 15:47