20日(水)、東京ヴェルディの選手たちは京王多摩センター駅前にて、熊本県地震災害義援金募金活動を実施した。
「みんなが何かしらやりたい気持ちを持っていた」と話すのは、今回取りまとめを行った選手会長の柴崎貴広。「積み重ねが大事なので継続してやっていきたい」と語り、今後も活動を続けていきたい意向を示した。
熊本出身の高木純平は、募金活動について「少しずつ自分たちができることをやっていければと思う」とコメント。今回の熊本地震に対しては「正直サッカーをやってていいのかなというか、やっていていいの?ってテレビを見るたびに思います。でも、僕がこの距離でできることと言えば、頑張っているところを見せるしかないと思う。いまは「あいつが頑張ってるからオレらも頑張らなきゃ」というような、そんな気にはなれないかもしれないけど、それが時間経って『あいつは頑張ってるからオレらも頑張らないとね』となる時まで、その姿勢を出し続けることが一番だと思う」と、23日に行われるJ2第9節・水戸戦に向けての強い思いを聞かせてくれた。
なお、募金活動には日テレ・ベレーザの岩清水梓選手と阪口夢穂選手も参加。さらに多くのサポーターも参加し、172,607円の義援金が集まったとのこと。これは週末のホームゲーム会場での募金活動での義援金と合わせて、熊本県へ届けることとなっている。
写真提供:東京ヴェルディ
(東京V担当 林遼平)
2016/04/23 07:00