2010~13年まで熊本でプレーした横浜FCのGK南雄太は、2012年に九州北部を襲った集中豪雨をきっかけに、柏や熊本で同僚だった北嶋秀朗さん(現新潟トップチームコーチ)と共同でチャリティーブランド『NSPJ』を立ち上げた。その南が、昨夜、自身のブログにて、『NSPJ』よりTシャツ200枚と、歯磨きや歯ブラシ、石鹸、飲料水、懐中電灯などを支援物資として寄付すると発表した。
今日の練習後、南は「お世話になった、愛着のある土地なので、何かしたかった。本当は被災地に行って手伝えたら一番良いですけど、なかなかそれも難しいので。できることをやるしかないと思った」と、胸の内を語った。
23日に予定されていた熊本ホームでの横浜FC戦の中止も昨日発表されたが、「当然じゃないですか? 電話とかで熊本の選手の状況も聞いていますけど、サッカーどころじゃないと思う。(試合が)今後どうなるのか分からないけど、熊本に不公平のない形になってくれれば」と、古巣を気遣った南。自身も第4節をインフルエンザで欠場して以来、ポジションを失って苦しい立場にある。再び正GKとしてうまスタに乗り込むために、「日々やれることをやりながら」、熊本の支援も続けていくつもりだ。
南雄太オフィシャルブログ
(横浜FC担当 芥川和久)
2016/04/20 23:39