横浜FCはきょう26日、Y.S.C.C.横浜を迎えて練習試合を行った。
序盤から左サイドを押し込み、10分に内田智也がカットインから右足シュートで先制。内田は非常に動きがキレており、裏を狙う動きと中に入る動きを組み合わせてチャンスを作り、好調をアピールした。25日の明治安田J2第38節・岡山戦(0△0)で、けがから復帰以来初のベンチ入りしたナ・ソンスもキレのあるドリブルを見せた。YS横浜も前半と後半に一度ずつ流れをつかみかけたが決定機を決めきれず、横浜FCが1−0で勝利した。
横浜FCは二人の控えキーパーが見せ場を作った。前半に渋谷飛翔が左にスルーパスを通されてからの1対1をストップすると、後半に高丘陽平も中央を破られての1対1、さらにCKの流れから至近距離のシュートを止めてみせた。3番手に村井泰希が出たときは守備機会はなし。公式戦でなかなか出番のない彼らだが、渋谷は「ウチのキーパーはみんな良い。その中でどうやって抜け出すかを考えている」と語る。南雄太の牙城を脅かすべく、若手キーパーたちの切磋琢磨が続く。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/10/26 19:48