今季途中から監督に就任した西ヶ谷隆之監督の続投が決まった。クラブは残留決定の11月17日に続投要請を出したものの、「成績のところで、残留は決めたけど、成績はよくなかった。柱谷哲二前監督が責任を取って解任されたのに、コーチとしてやってきた自分が引き受けていいものなのか」と返答を保留していた。そして、悩んだ末、「このチームの選手たちのポテンシャルをどれだけ引き出せるのか、僕自身どれだけできるのかという部分でチャレンジしてみようと思い」(西ヶ谷監督)、引き受けることを決断。12月1日にクラブに意思を伝えて合意に至った。
来季に向けて西ヶ谷監督は「順位うんぬんよりも、とにかく目の前の試合に勝つためのチーム作りをしていきたい」と意気込みを語った。若き指揮官とともに水戸は前進していく。
(水戸担当 佐藤拓也)
2015/12/04 16:35