チャンピオンシップ決勝の第1戦で劇的な逆転勝利を収めた広島は4日、第2戦へ向けてEスタで練習を行った。
練習後に記者陣の前に立った森保一監督は、「注目される中で試合ができることはプロとして幸せこと。選手には喜びを持って楽しんでほしい。僕自身も第1戦が終わってからの2日間はチームとしていい準備ができたので、あとは試合を楽しむだけだと思っています」と、リラックスした表情を浮かべた。
第1戦の勝利によって有利な立場にあるが、指揮官は「条件とかデータが勝たせてくれるわけではない。大切なのは最後の一戦をモノにする気持ちを持って戦っていくこと」と話し、「想定内の展開にならなかった時、想定外のことが起こった時に、反発力を見せられるか、修正力、継続力を出せるか」をポイントに挙げた。
就任4年目で3度目のリーグ制覇に向け、「自信はある」と力強く語った森保監督。「選手がやってきてくれたこと、結果を出してきてくれたことが自信になっている」。選手たちに全幅の信頼を置いて明日の第2戦に臨む。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/12/04 17:21