前半のみの出場となった香川真司(写真:Getty Images)
ドルトムントにとっての鬼門
やはりハンブルクはドルトムントにとっての鬼門だった。パリの同時多発テロとハノーファーでの代表戦中止というドイツサッカー界にとっても激動だった2週間を経て、ブンデスリーガは第13節から再開。その初戦でドルトムントは天敵ハンブルクに1-3で敗れた。
香川はこの試合に先発出場したが、疲労の影響か特に見せ場を作ることができずに前半でピッチを後にした。日本代表として東南アジア遠征に参加した香川は、105分のプレーと2万8千キロの移動を経てドルトムントに合流。試合前日の会見でトゥヘル監督が先発を明言するなどその信頼の厚さを感じさせたが、実際は1度もチームの練習に参加することなく試合を迎えるという厳しい状況であった。
この試合における香川の運動量からはそれほど疲労を感じさせないものの、全体として後方へのパス多く、エリア内へのパスは左サイド際からのクロス1本のみで、それも相手DFに阻まれた。トゥヘル監督としては前半での出来と疲労の影響を考慮し、カストロとの交代に踏み切ったと言うところだろう…
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(BLOGOLA編集部)
2015/11/25 12:25