天皇杯4回戦の山形戦(4○3)では2ゴール2アシストと全4得点に絡む大活躍を見せた水沼宏太。システム変更後、中央のポジションに入るようになったが時間の経過とともにプレー精度が向上。自身も「自分のイメージするパスだったり、攻撃の狙いが出せるようになってきている。今のポジションはそれを一番、表現できる位置」と話す。笑顔で語るその姿からはそのポジションでのプレーを楽しんでいることがうかがえた。
「結果にこだわる」と今季の目標をかかげ、2ケタ得点をマストとしていたがリーグ戦、残り1試合で現在7得点。ハットトリックが必要という状況だが「2ケタは狙いますよ。難しいのはわかっているけど来たチャンスをしっかりとモノにできれば」と諦めている様子は微塵もない。「Jリーグを盛り上げるためにも番狂わせは必要」とCS進出の年間3位が懸かるFC東京相手に「簡単にはやらせない」と水沼は立ちはだかることを宣言した。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/11/19 15:58