前節(明治安田J2第40節群馬戦/4○0)、腰を痛めた第23節水戸戦(2△2)以来、約4ヶ月ぶりのリーグ戦のピッチ、それも先発で立った濱田水輝。本人も「先発だとは思っていなかった」と驚きはあったようだが「いつでも行けるという準備はしていたので不安はなかった」と話す。ようやく腰痛からのリハビリが明けたころ、話を聞いた際に「リーグ戦の終盤、自分の力が必要になるときが絶対に来ると信じている」と答えていたがその気持ちを絶やさずに努力を積み重ねてきたからこそ、先制弾、そして完封という結果につながったのだろう。
今節、対戦する愛媛に所属する小島秀仁は浦和で共にプレーした間柄。小島について濱田は「スキを見て前にも出てくるし、止めて蹴るは本当に上手いし、サッカーをわかっている。これからもっと成長するだろうし、縦パスや意外性もある選手」と絶賛した。濱田が出場となれば守備を統率し、警戒しなければならない選手だろう。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/11/13 17:00