前節(明治安田J2第37節栃木戦/4○2)、チーム2点目となる得点を挙げた城後寿。城後自身にとってもこれが第22節北九州戦(4○2)以来、実に16試合ぶりの得点となった。「井原監督は守備も評価してくれるし、得点が全てじゃない」と常々、話していたがやはりそこは高い攻撃センスの持ち主。「やっぱりどこかで点は取りたかったので久々に取れたことで少し気持ちは楽になりました」と笑顔を見せていた。しかし、自身の守備での献身性が今のチームを支えていると言っても過言ではないだけに「得点できたことでこれまで以上にまた守備でもしっかりとやっていける」と続けたあたりに今の城後の意識がうかがえる。
次節、徳島戦は元チームメートのアレックスとのマッチアップの可能性が高いが「アレ(アレックス)が徳島のストロングポイントであればそこは抑えないといけないし、そこをしっかりやりつつ少ないチャンスのなかでもゴール前にしっかり出て行けるようにしたい」と意気込みを話していた。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/10/22 17:42