長野県出身の高橋義希にとって次節(明治安田J1・2nd第15節松本戦)は地元での試合となる。鳥栖にとっても松本での試合は一昨年の天皇杯以来。その際、高橋はヘッドで凱旋ゴールを挙げている。しかし、今回、鳥栖が勝てば鳥栖のJ1残留が決まる一方で松本のJ1降格が決まる重要な一戦。故郷のクラブが降格する瞬間に立ち会う可能性もあるが「自分の出身地域のクラブには頑張ってほしいですけど、関係ないと言えば関係ない。自分たちの残留を決める。寂しさは…そんなこと言っている余裕もない」とキッパリ。鳥栖の残留に一意専心を貫いていた。
高橋によれば試合会場となるアルウィンは松商学園高校時代に「こけら落としでプレーさせてもらった。思い入れがある」という場所。故郷、そして、思い入れのあるスタジアムでプレーできることをモチベーションに勝ち点3奪取、そして、J1残留を決める。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/10/21 19:52