史上4人目のJ1通算500試合出場に王手がかかっている。横浜FMのDF中澤佑二は現在J1通算499試合に出場しており、17日の明治安田J1・2nd第14節・神戸戦で大台に到達する予定だ。
前日練習後は報道陣の取材攻勢にあったが、本人は「まだ500試合出場したわけではないし、勝ったわけでもない」とあくまで平常心を貫く。99年のプロデビュー以来、1試合ずつ積み重ねた結果であり、努力家の彼らしい立ち居振る舞いである。
チームを指揮するエリク・モンバエルツ監督は「500試合出場おめでとう」とフライングで声をかけたようで、神戸戦の先発出場は確定的だ。「試合に出続けることは大事だけど、それが目標ではない。試合に勝つために何をするかが大事」。神戸戦でも守備の要として奮闘し、横浜FMの勝利に貢献することを第一に考えている。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/10/16 19:18