14日に天皇杯3回戦、町田戦を控えるが中3日での連戦ということもあり、サブのメンバーは出場へ意欲を示している。濱田水輝もそんな一人だ。明治安田J2第23節水戸戦(2△2)で腰に違和感を覚え、以降、約2ヶ月の離脱を強いられた。9月に入り、全体練習には合流していたもののチームが好成績を収めていたこともあり、メンバー外の日々が続いていた。しかし、本人は「チームもリーグ戦の方で調子が良かったし、すんなり戻れるとは思っていなかった。チャンスがあるとしたら天皇杯だと思っていたので今回、出ることができれば個人的にはプラン通り」とこの試合を見据えて準備してきた。
その日によって変わる腰の状態にもどかしい思いでリハビリをこなしてきたが「いつか、出番が来たときのために、という思いでやっていました」と振り返る。「リーグ戦も残り6試合、必ず自分の力でチームの助けになれるシーンが来ると思っているのでそのためにも頑張りたい」と天皇杯での活躍を期す濱田に注目したい
(福岡担当 杉山文宣)
2015/10/12 17:20